南へ走れ、海の道を!

南へ走れ、海の道を!

1986年公開の日本映画です。

舞台は沖縄。
ボクシング・ミドル級新人王の富島哲は、彼女の石山礼子(安田成美)と幸せな生活を送っていた。
また、地元の若者、輝、敏、安は哲(柳葉敏郎)を兄のように慕っている仲間だった。

ところが、輝、敏、安は、酒に酔った勢いで、地元の暴力団・琉球連合会の車にいたずらをしてしまい、組の事務所に監禁されてしまう。
彼らを助けに行った哲だったが、逆に会長・桐生一行(室田日出男)の命令で殺されてしまう。
そして、礼子は哲の死の真相を探るために一人沖縄に残るのだった。

しばらくたって、哲の兄、亮(岩城滉一)が沖縄に帰ってくる。
哲の死を知った亮は、復讐を誓い、礼子とともに会長・桐生の命を狙うのだった・・・。

かなり古い映画です。
以前からDVDを探していたのですが、やっと発売されました。
あらためて、見てみると岩城滉一、安田成美、柳葉敏郎などみんな若いですね。

なかなか渋い映画です。
ストーリーは普通ですが、 何といっても岩城滉一がカッコいいのです。
アクションやクールな演技がとても良い。
安田成美も可愛らしく、ヒロイン役を演じています。

ただ、最初にバイクに乗った亮が桐生の車を襲撃した場面で、とどめを刺さずに帰ってしまったのは、プロらしくないですね。
また、最後に組事務所を襲撃した場面で、確実に桐生を殺すチャンスがあったのに、見逃してしまったのも彼らしくないと思いました。
もっとも、彼の人間らしさを演出したかったのでしょうが・・・。
例えが悪いかもしれませんが、ゴルゴ13の仕事では有り得ないことです。
そのため、最後にはライフルで撃たれてしまいます。
逆に、礼子がただ一度のチャンスをものにして冷静に桐生を撃った場面は良かったと思います。

日本映画では、なかなか見られない雰囲気の映画だと思います。
イメージ的には、仲村トオル主演の「狙撃 THE SHOOTIST」シリーズに近いカッコよさがあると思います。

評価 9

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発