震える舌

震える舌

1980年公開の日本映画です。

ある日、泥んこ遊びをしていた昌子は、手に釘を刺してしまう。
よくある普通のケガだったが、数日後、昌子の体に異変が起き始める。
口が開かず、歩き方もおかしい。
そして、突然の痙攣が昌子を襲い、救急車で運ばれるだったが、原因がよくわからない。

翌日、大学病院での精密検査の結果、破傷風にかかっていることが分かる。
破傷風に罹るとちょっとした光や音などでも発作が起こってしまうため、昌子は隔離された真っ暗な病室に入れられ、両親はそこで昌子の世話をするのだったが・・・。

破傷風とは恐ろしい病気ですね。
映画なので、実際の病状はどうなのか定かではありませんが、激しい痙攣によって、脊椎を骨折することもあるそうです。

昌子の看病をする両親ですが、だんだん自分たちも破傷風がうつったのではないかと不安になっていく様子がよく描かれていました。

でも、強いのはやはり父親より母親ですね。
母親は自分のことをかえりみず看病を続けます。
病状を細かくメモするのも母親らしかったです。

しかし、そんな母親でも後半は精神が病んできます。
それほど、強く子供のことを思っているのでしょう。

キャストも父親・渡瀬恒彦、母親・十朱幸代、主治医・中野良子、その他にも、宇野重吉、北林谷栄、蟹江敬三、日色ともゑ、加藤健一など、そうそうたるメンバーが出演しています。

特に主治医役の中野良子が良かったですね。
常に沈着、冷静で、なおかつ優しい優秀な医者を良く演じていました。

ちょっと恐ろしい映画ですが、父母の愛情、人間の心の弱さなどがよく表現されている傑作だと思います。

評価 9

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発