実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

2008年公開の日本映画です。

1960年代の日本、学生運動がいよいよ激しくなり、連合赤軍が結成される。
革命戦士を志した坂口弘(ARATA)や永田洋子(並木愛枝)ら若者たちは、山岳ベースを設置し軍事訓練をはじめる。
だが、厳しい訓練と焦燥感に追い詰められた彼らは、メンバーによる同士の粛正を始めるだった。

学生運動の時代はよく知りません。
ですがこの映画、実録とタイトルにあるようにかなり事実に近い物語となっているようです。
それゆえ、なかなか見応えのある作品に仕上がっています。

森恒夫や永田洋子の思想は理解しがたいのですが、当時はそんな時代だったのでしょうか?
「総括」「自己批判」という言葉が頻繁にでてきます。
なんだかよくわかりませんが、ちょっと前の労働組合運動を思い出してしまいました。
物語を観ていて思ったのですが、みんな若いですね。(主に20代前半)
まあ、学生運動だから当然そうなのかもしれませんが。
しかし、彼らは「革命的精神」、「同士」、「反革命(警察のこと)」、「監視基地(交番のこと)」などなど、やたら型ぐるしいというか、理屈っぽい話し方をしていますね。
なんとなくわかりますが。

ところで、一時は逃亡した森恒夫が復帰して、実権を握っていくのは意外でした。
赤軍派の森恒夫は、坂口弘や永田洋子らの革命左派と手を組んで連合赤軍となるわけですが、最終的には、彼らは自滅の道を進んでいくわけです。
(このとき重信房子は海外へ脱出するのですね。)
ですが、遠山美枝子たちが受けたリンチはあまりにも悲惨でした。

映画のクライマックスは浅間山荘の攻防戦ですが、この事件を経て、日本の左翼系学生運動が終焉したのでしょう。

また、警察側の視点で描かれた「突入せよ! あさま山荘事件」も参考になります。
物事はいろいろな視点から考えてみることが大切だと思います。

評価 8

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発