踊る大捜査線 the final 新たなる希望

踊る大捜査線 the final 新たなる希望

2012年公開の日本映画、連続テレビドラマ「踊る大捜査線」の劇場版第4作です。

2012年12月、国際環境エネルギーサミットの警護で慌ただしい中、誘拐事件が発生する。
数時間後に被害者は射殺体で発見され、捜査会議が開かれる。
だが、使用された拳銃が警察が押収した物だと発覚したことから、警察上層部は、その事実を隠蔽するために、所轄には全ての捜査情報を極秘にするという異例の捜査体制をとるのだった。

「踊る大捜査線」シリーズの最後にふさわしい物語だったとまでは言えませんが、それなりに面白い映画でした。
(あくまで、それなりになのですが。)

青島俊作(織田裕二)、恩田すみれ(深津絵里)、室井慎次(柳葉敏郎)、真下正義(ユースケ・サンタマリア)らお馴染みのメンバーに加えて、鳥飼誠一(小栗旬)、小池茂(小泉孝太郎)など、過去に出演した人物がほとんど登場します。

物語は鳥飼誠一をリーダーとしたグループが企てた陰謀を中心に展開されます。
まあまあ、面白いストーリーでしたが、FINAL らしくはありませんね。
なんか無理に作ったストーリーっぽく、過去のいろいろな人物を登場させている感じでした。
(FAINAL だから?)

すみれが退職を決意し、辞表を提出する設定も唐突過ぎる感じがします。
特に犯人と対峙している青島がいる倉庫にバスが突っ込むシーンは変ですね。
また、鳥飼誠一が警察上層部を糾弾する展開も非現実的です。

そもそも、鳥飼を悪人役にする設定に違和感を覚えます。
(物語的には面白いのだろうけれども。)

ですが、途中、青島と室井が組織の犠牲になって辞職させられそうになる場面は、さすがにハラハラします。
また、室井が警察組織の立て直しに動き出し物語が終わるところは、完結版にふさわしい場面でしょうか。
(タイトルにある「新たなる希望」の意味でしょうか?)
意見を求められた青島の言葉は、ちょっと軽い感じがしましたが、あんなものでしょうね。
(もっと、ましな事は言えなかったのか!)

ところで、事件解決後に警察庁次長と警察庁長官が責任を取って辞職勧告を受けるシーンはスカッとします。(笑)

全体的に面白いのですが、もう少し工夫があればと思う作品でした。

個人的には、TV版の「踊る大捜査線 THE LAST TV」の方が好きですが、最後だから観ておいた方がいいかも。

評価 7

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発