バーティカル・リミット

バーティカル・リミット

2000年公開のアメリカ映画です。

ピーター(クリス・オドネル)は、父のロイス、妹のアニー(ロビン・タニー)とロッククライミング中に転落事故に巻き込まれてしまう。
ロイスは、このままでは3人とも助からないと判断し、ピーターに自分の命綱を切ることを命じるのだった。
結局、ピーターとアニーは助かるのだが、そのことがピーターを悩ませているのだった。
数年後、K2 登山チームに加わっていたアニーが遭難する。
必死のピーターは仲間を募り、救出に向かうのだった。

10年以上前の映画ですが、今観ても面白いですね。

山岳アクション映画です。
冒頭のロッククライミングの事故シーンが印象的です。
とても迫力があって、物語にのめり込んでしまいます。

山々の美しさとともに大自然の厳しさが、美しい画像で表現されていました。
雪崩のシーンもリアルで迫力があります。

「クリフハンガー」のような犯罪サスペンスの要素はありませんが、極限状態に置かれた人間の醜いまでの生への執着心や逆に人を思いやる優しい心がよく表現されています。

結局、3人を助けるために6人が救助に向かいますが、救助隊のうち4人が無くなり、遭難者は1人しか救助できませんでした。
とても悲しい結果ですが、それでも死を覚悟して限界高度の世界(バーティカル・リミット)に挑んだ6人の行動は誰にも責められるものではありません。

ところで、高山では水を飲まないと肺水腫になってしまうみたいですね。
そのために登山者は血清の注射を常備しているのですね。
勉強になりました。

ただ、岩や雪を吹き飛ばすためにニトログリセリンを運んでいくという設定は、ちょっと現実的ではなかったような気がします。

でも、全編を通して、見応えのある映画でした。

評価 8

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発