ハンガー・ゲーム

ハンガー・ゲーム

2012年公開のアメリカ映画です。

独裁国家パネムでは、年1回、ハンガー・ゲームが開催されていた。
ハンガー・ゲームとは、パネムの奴隷地区である12の地区からそれぞれ選ばれる男女1名ずつ、合計12名のプレイヤー同士が戦い、最後まで生き残った一人だけが生還できるというゲームだった。
第12地区でもプレイヤー抽選会が開催され、カットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)も参加する。
だが、不運にも12歳の妹・プリムローズ(ウィロー・シールズ)が選ばれてしまい、彼女は妹を助けるために、自らゲーム参加を志願するのだった・・・。

面白い映画でしたね。

まず最初に、ストーリーが深作欣二監督の「バトル・ロワイヤル」に似ているなあと思いました。
でも、この作品はスプラッター系ではありません。
最初はアクションやバイオレンスシーンに重点を置いた物語なのかなと思っていましたが、ちょっと違っていました。
ラブストーリーの要素も少しはありますが、どちらかと言えばヒューマン系の物語でしょうか。

「ハンガーゲーム」とは、民衆の鬱憤を発散させ完全服従させるためゲームでなのすが、まあ独裁者が考えそうなことです。

前半は戦いの前の準備段階で、いかに挑戦者を優位に立たせるか、そのためにはどのようなアピールが必要かといった戦略が描かれています。
これも結構見応えがあります。
また、カットニスの思いが良く伝わってきます。

後半でいよいよゲームが始まり、互いに戦いあう少年少女の姿が中心に描かれています。
でも、アクションシーンは大した見せ場もないのですが、面白かったのがゲームを裏で操っているスタッフの様子でした。
死闘を繰り広げる少年少女たちの様子がリアルタイムで全地区に放映されているのですが、ゲームをいかに民衆受けするように演出するか、陰で操作している訳です。
なんだかテレビ番組そのものの様でしたね。

ところで、主役のジェニファー・ローレンスがとても可愛かったですね。
弓矢の名手という設定も良かったです。

ジェニファー・ローレンス

可愛らしさの中にも意志の強さが溢れていました。
また、頭が良いですね。
どんな物語でも最後に物を言うのは、やっぱり頭脳ですね。

彼女と同じ地区の男子の代表に選ばれたピータ・メラーク(ジョシュ・ハッチャーソン)は、力持ちなのですが、ちょっと精神的にひ弱なところがあります。
そんな彼がカットニスに恋心を抱いていきます。

怪我をしたピータのためにスープの差し入れが届きますが、その中に「ちゃんとキスしろ。」という伝言があります。
なかなか聴衆の気持ちを考えたナイスなアドバイスでした。

徐々に民衆もカットニスの思いに魅かれていきます。
と同時に独裁者の意図とは違った思いを抱き始めます。
独裁者は何とかコントロールしようとするのですが・・・。
この辺の描写がとても上手でした。

ラスト、二人で死のうとするカットニスとピータを独裁者がとめます。
故郷で祝福される二人を観て、独裁者は何を思ったのでしょうか?

最後は何かどんでん返しのような展開があるのか思いましたが、そでもなくて少し拍子抜けしました。
でも、良い意味でちょっと考えてしまう終わり方でした。

同種の映画は多々ありますが、この作品はちょっと違った切り口でした。
作品全編にそれなりの緊張感があり、最後はどうなるのかドキドキしました。
あとは、もう少しカットニスの弓矢のシーンがあれば、なお良かったと思います。

評価 8

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発

Comments

  1. この映画続きがあるような終わり方でしたが、やっぱり続編「ハンガー・ゲーム 2 燃え広がる炎」が公開予定のようですね。とても楽しみです。

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