苦役列車

苦役列車

2012年公開の日本映画です。

原作は西村賢太の小説。
第144回(2010年下半期)芥川龍之介賞受賞作品です。

19歳の北町貫多(森山未來)は日雇い労働で生計を立てていた。
彼が幼かった頃、父親が性犯罪を犯したことで家庭は崩壊する。
鬱々とした青春時代を過ごす彼は将来への希望を失っていく。
そんなとき、港湾の仕事現場にアルバイトの専門学校生・日下部正二(高良健吾)が現れ、貫多は好意を抱き始めるの・・・。

全編と通じて悶々とした雰囲気が流れています。

過剰なまでのコンプレックスを持つ貫多。
それでいてプライドは高い。
でも、このどうしようもない男・貫多を嫌いになるわけではありません。
なんとなく好きになってしまう、そんなキャラなのです。
そんな貫多を森山未來がとてもうまく演じていました。

貫多が憧れる女性・桜井康子を前田敦子が演じています。

これがダメでした。
劇中の貫多の話から、かなり可愛い女性を想像していたのですが、前田敦子が登場したのでがっかりでした。

なぜか暗い。
貫多とのからみも中途半端でした。
演技がヘタなのか、それとも色気が足りないのか?

思いっきり引き込まれる訳でもなく、かといって途中で観るのが嫌になる訳でもなく、なんだかんだと最後まで観てしまうそんな作品でした。

なんとなくですが、原作の方が面白そうな気がします。
まだ読んでいませんので、今度読んでみたいと思います。

なかなかこの手の作品(私小説)の映画化は難しいですね。

評価 6

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発