死国

死国

1999年公開の日本映画です。

原作は坂東眞砂子の小説です。

久しぶりに東京から故郷の高知県矢狗村に帰って来た明神比奈子(夏川結衣)は、幼馴染みの秋沢文也(筒井道隆)と再会する。
また、同じ幼馴染みの日浦莎代里(栗山千明)が事故で亡くなったことを知る。

そんなある日、村の聖地である神の谷に祀られていた地蔵の首が捥がれるという奇怪な事件が起こる。
そして、その事件を境に村では次々と不気味な現象が起こるようになるのだった・・・。

 

うーん、あまり怖くありませんでした。

四国八十八ヶ所の霊場を死者の歳の数だけ逆に巡ると死者が蘇るという禁断の「逆打ち」を行う母親。

物語はとても良くできており、「逆打ち」という話だけでもいかにも恐ろしく感じるのですが、それをうまく表現できなかったようです。

何が悪かったのでしょうか。
しいてあげるなら、筒井道隆と夏川結衣の緊張感のなさでしょうか。
生き返った莎代里を見ても比奈子は大して驚きもせずに、単にそのことだけを文也に伝えに行きます。
そして、当の文也も平気で莎代里と当たり前の様に話をします。
ホラー映画とは思えないような展開でした。

また、前半はなんだか平凡な話をしているだけのようで、物語の佳境に入っていくのが遅すぎます。
ラストも盛り上がりに欠けます。

ところで、莎代里役の栗山千明は、この映画がデビュー作だったそうですね。
彼女はこの映画で見せているような「怖ろしい顔」の演技がすごく上手ですね。
「キル・ビル Vol.1」で見せた表情もすごく良かったです。

でも、莎代里はなぜ文也も殺してしまったのでしょうか?
ちょっと不可解でした。

同時期に流行った「リング」シリーズの方が断然面白いですね。

評価 5

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発