修羅雪姫(梶芽衣子主演版)

修羅雪姫(梶芽衣子主演版)

1973年公開の日本映画です。

時代は明治初期、牢獄で女囚の鹿島小夜(赤座美代子)がひとりの子ども産む。
小夜は、見守る女囚たちに自分の生い立ちを語り、夫と息子を殺された恨みを生まれたばかりの子どもに託して死んでいく。

雪は、まもなく出所したお富にひきとられ、僧侶・道海和尚(西村晃)のもとで、修羅の子として剣術の激しい修業をつむ。
そして、大きくなった雪(梶芽衣子)は、復讐を果たすために、父母たちの仇である竹村伴蔵(仲谷昇)、北浜おこの(中原早苗)、塚本儀四郎(岡田英次)を探し始めるのだった・・・。

 

こちらの「修羅雪姫」の方がオリジナルで、「修羅雪姫(釈由美子主演版)」と違い、ほぼ原作どおりのストーリーだということです。

この作品、結構スプラッター色が強い映画ですね。 かなり昔の映画ですが、手が切断されたり、血しぶきが飛び散ったり、思っていたより過激な描写でした。
当時としては、かなり衝撃的だったのではないでしょうか?

そんな修羅と化した娘・雪を演じているのが、梶芽衣子です。

雪

相変わらず綺麗ですね。
「虫も殺さないような顔をして・・・」と劇中でも言われますが、ほんとにそうだと思います。

この作品をもとに、クエンティン・タランティーノ監督が作った映画が「キル・ビル」だそうですが、言われてみれば良く似ていました。

物語が複数のエピソードに分かれているところや雪が剣術の修業をする場面、料亭でボスの部下たちを皆殺しにする場面など、「キル・ビル」にも登場しています。

さすがにアクションの派手さでは「キル・ビル」が上ですが、この作品も日本映画的な渋さがあって良かったと思います。

これも梶芽衣子の淡々とした演技のおかげでしょう。

ただ、雪を助ける新聞社(今風に言えばルポ・ライターですか?)の足尾竜嶺(黒沢年男)が、明治時代に似合ってないような、ちょっと浮いた感じがしました。

ラストは復讐が新たな復讐を呼ぶみたいな展開になっていますが、雪は死んでしまったのでしょうか。
続編がありますので生きてますけど・・・(笑)

また、続きも観たくなりました。

評価 7

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発