墨攻

墨攻

2007年公開、中国・日本・香港・韓国共同制作の映画です。

中国の戦国時代、趙と燕の国境にある粱城は、趙によって攻撃されようとしていた。
10万人の趙軍に対して、梁城の住民はわずか4,000人で、頼みの綱は墨家の救援部隊だけだった。
降伏を決断する梁王だったが、そこへ墨家の革離(アンディ・ラウ)がたった1人で現れるのだった・・・。

 

「新少林寺 / SHAOLIN」を観た後で、昔のファン・ビンビンも見たくなり、この映画を思い出しました。

この映画でも、墨家の革離役のアンディ・ラウと騎馬隊の勇ましい女兵士・逸悦役のファン・ビンビンが共演していますね。

ファン・ビンビン

やはり、ファン・ビンビンはいいですね。
まだ若いです。20代の頃でしょうか。

墨家とは、中国戦国時代に興った思想集団で、諸子百家の一つだそうですが、中国の歴史は奥が深いですね。

革離は確かに優れた戦略家みたいですが、独特な思想の持ち主です。
敵に襲われた場合は、瞬時のことなので殺害も仕方がないが、戦いが終わった後の殺害はいけない事だと言います。
分かるような、分からないような、おかしいな言い分ですね。

そんな革離に逸悦が言います。

「いつもそうですね。本心を全て押し殺して、正解を求めようとする。」
「それが大事ですか。」
「人は必ず正解を選ぶとは限らないのです。」
「もし間違えでもいい、一生お側にいたい。」

「墨家は常に兼愛を説きますが、あなたこそ愛を知るべき。」

ここが一番のシーンでした。

でも、結局、愛する逸悦(ファン・ビンビン)も助けることができなかった革離はいったい何を思ったのでしょうか。

ところで、昔の中国の刑罰は酷いですね。
咽喉を切ってしゃべれなくしたり、足を切ったり、かなり残酷なシーンがあります。

また、何も考えていないバカな部下のせいで、梁王の息子・梁適(チェ・シウォン)が死んでしまうところは可愛そうでした。
そんな悲劇を招いてしまったのも、もとはといえば、梁王のせいなのですが、革離のことがじゃまになった梁王・・・これも権力者の性なのでしょうか。
ただ、最後に梁王が勝ち残った結果には腹が立ちました。

でも、エンドロールでは、あの暴政が災いとなり、しばらくして亡くなってしまうみたいです。

中国の長い歴史を感じさせられる映画です。

評価 8

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発