モールス

モールス

2010年制作のアメリカ映画です。

学校でのいじめに悩む少年・オーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、ある日、隣室に父親と二人で引っ越して来た少女・アビー(クロエ・グレース・モレッツ)と知り合う。
オーウェンは、不思議な雰囲気を持ったアビーに興味を持ち、何度か会っているうちに二人は仲良くなる。
ちょうど同じ頃、町では猟奇殺人事件が起き始めていた・・・。

 

冒頭のシーンを観たときは、何か殺人鬼の物語かなと思いましたが、全く違っていました。
ホラー映画には違いありませんが、孤独な少年と謎の運命を持った少女との純粋で、献身的な愛を描いた物語です。
怖ろしいシーンも多少ありますが、ひかえめな演出で、それがかえってアビーの悲しさを物語っているようにも思えました。

アビーにほのかな恋心を抱くオーウェンですが、アビーの正体を知った後でも、彼女を思う気持ちはかわりません。
アビーもまた会えなくても陰からオーウェンのことを見守り続けます。
なんて、純粋な愛情なのだろうかと感動します。

そして、二人の演技がとても自然で、すごく良かったと思います。
二人ともすごくいい雰囲気をだしていました。

最後はどうなるのかと心配しましたが、ずっと二人で暮らしていくことを決心したみたいですね。
今から思えば、アビーと一緒にいた父親は、だぶん若い頃はオーウェンと同じような恋人だったのでしょうね。(アビーと一緒に写っていた写真の男ですね。)

邦題は「モールス」、原題は「Let Me In」ですが、この作品を観たあとでは、「Let Me In」の方が物語の内容に合っていると思いました。

とても切ないラブストーリーです。

評価 9

Author: balkan

素人プログラマー Windows用ゲームソフトの開発